写真日乗2012/05/24〜スカイツリーは迷惑施設?〜
撮影:2012/04/07 東京・隅田右岸
Leica M8.2 Summilux M 35mm f1.4 ASPH.
案の定というべきか、開業の大イベントが終わったとたん、メデイアは逆張りの報道をはじめた。静かに暮らしていた住民にとって、日本中が、いや世界中が注目するこの巨大な電波塔をめがけて押し寄せるお上りさんのおかげで、生活のリズムが狂わされているということだ。それは、開業前からいわれていたことで、いまさらという感じもするが、まさに記者クラブ制度のように、報道機関は談合をし、「開業までは」と自ら口封じをしたように思えてならない。
よいアングルで撮るために、勝手に人の土地に入り込んだり、マンション、ビルの外階段をのぼったり...。所詮たいした写真など撮れないのに、ずかずか土足で上がり込む様は、「旅の恥はかきすて」の喩えそのものである。
人が集まればお金は落ちるが、ゴミも落ちる。それらを片付けるには、それなりのコストが必要だが、例えば、赤坂、六本木などで開発事業を進め、東京の新しいスポットづくりに取り組んできた森ビルでは、社員やテナントの従業員などが、定期的にボランティアでゴミ拾いをし、周辺住民との関係を築いてきたという。その方法は、清掃専門の業者に金を払って街をきれいにすることとは、一線を画す。心遣いという面でずいぶんと異なるものである。
スカイツリーで働き所得を得ている者が、この街の住民としての意識を持つくらいでないと、当面、混乱は収まらないのではないか。






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