June 21, 2018

写真日乗2018/06/22〜祭礼のなかの狂気〜

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撮影:2018/06/20 於:東京・歌舞伎座
SONY α7RⅡ Sonnar T* FE 35mm F2. 8 ZA 

定年退職をして、宮仕えのある職の斡旋を断り、フリーランスの道を選んだが、その最大のメリットは、こうして平日に歌舞伎を観に来られることだ。今月は、二日続けて、昼の部、夜の部の順で大歌舞伎を観た。

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May 29, 2018

写真日乗2018/05/29〜果たして「切られ与三」は???〜

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撮影:2018/05/21 於:渋谷
RICOH GR

与三、あるいは与三郎といっても、現代人はほとんど知らない。

知人に木更津在住の女性がおり、この名前を口にしても、「知らない」という。それならばと、「死んだはずだよお富さん 生きていたとは お釈迦様でも 知らぬ仏のお富さん」という歌の歌詞を口ずさめば、「それならば知っている」という。「木更津の商店街でなぜか流れている」ともいう。いわれが分からないまま、聴いていたことになる。

この「死んだはずだよお富さん」と口走るのが与三である。今月は、その舞台をコクーン歌舞伎で観た。

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May 28, 2018

写真日乗2018/05/28〜短歌人6月号掲載作品「桜」〜

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撮影:2018/03/13 於:仙台駅
SONY RX100Ⅲ

仙台は冬枯れのまま人通り少なく地下鉄出口を出れば


春やよいマラソンレースを走りきり疲れはてたり桜木見あぐ


大浴場が売りのホテルを選びたり少し休めと天の声かな


大浴場におとな三人ゆったりと湯船に浸かる暗がりのなか


湖畔にて抱卵したる黒鳥のもとあたたまる偽の卵は


東京都立戸山公園入口の染井吉野のいっぽんを撮る


満開を追いて旅する夢のためその行程をおもい描きぬ


Book Review 『酔風船ーQ氏のいたずら日記』千々和久幸

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『短歌往来』(20093月号~18年1月号)に連載したエッセイから100篇を収めた。作者は、結社香蘭の代表を務めるベテラン歌人で、内容は社会批評から歌壇の現状や短歌の有り様まで、はっきりと言い切る態度で貫かれている。それは例えば、「時間のない時計」(09年12月号)における以下のの行。東直子、斉藤斎藤、穂村弘の作品を俎上に載せ、こう批評したことからも分かる。

時間のない時計ーこれが「現在短歌」の現在だとわたしは考えている。現在が過去や未来という重層的な連続性の中で捉えられることなく、それぞれの詩句は断片的で周縁的。いわばパッチワークの面白さ。日々の断片はあっても、人間や人生という部厚い主題は見えてこない。

もちろん、「現在短歌」を否定しているばかりではない。「誤読の愉しみ」(17年2月号)におけるこの行は、なかなか面白い。

真っ赤です真っ赤ですただ真っ赤ですさようなら明日ただ真っ赤です(佐川菜々美) ……「さようなら明日」というミステリアスなフレーズが曲者で、それがまるでオセロ・ゲームの一枚のチップ(と読んだ)のような働きをする。……あとで作者に聞くと、「あれは夕焼けを詠んだものです」ときた。

まさに一本取られたかたちだが、若い歌人とのやりとりを楽しむ余裕も持ち合わせている作者である。

(ながらみ書房 〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-2-13 電話03-3234-2926 定価2,000円+税)

/////短歌人2018年6月号掲載

May 10, 2018

写真日乗2018/05/10〜今年の熱狂の日音楽祭〜

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撮影:2018/05/04 於:東京国際フォーラム
SONY RX100Ⅲ

今年のテーマは、「Un Mond Nouveau」である。新しい世界で異文化との出会い生まれた、新しい音楽の境地というところだろうか。

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