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January 01, 2017

写真日乗2016/12/28~新米大統領への対応~

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撮影:2016/12/29 於:横浜市・鶴見
Nikon D500 AF-S Nikkor 20mm f1.8G

安倍総理の真珠湾訪問は、相互主義を原則とする外交の文脈で考えれば当然の行動だったろう。オバマ大統領がこの夏、広島を訪れ、予想以上に長いスピーチをしたが、謝罪に類する言葉は使われなかった。ゆえに、今回の安倍総理のスピーチもそれなりに長かったが、謝罪の言葉はなかった。

The brave respect the brave. 「勇者は、勇者を敬う」

・・・アンブローズ・ビアスの詩は言います。戦い合った敵であっても、敬意を表する。憎しみ合った敵であっても、理解しようとする。そこにあるのは、米国国民の寛容の心です。戦争が終わり、日本が見渡す限りの焼け野原、貧しさのどん底の中で苦しんでいた時、食べるもの、着るものを惜しみなく送ってくれたのは、米国であり、米国国民でありました。皆さんが送ってくれたセーターで、ミルクで、日本人は未来へと命をつなぐことができました。そして米国は、日本が戦後再び、国際社会へと復帰する道を開いてくれた。米国のリーダーシップの下、自由世界の一員として、私たちは平和と繁栄を享受することができました・・・

頭のなかに米国の繁栄しかなく、自由主義圏の国々とも分断の姿勢で臨もうとしている新しい大統領が3週間後に就任する。今回の日米首脳の真珠湾訪問は、それに対する牽制のようでもあり、あてつけのようでもあり、少なくとも安倍総理は米国民を和解の意義を訴え、また米国民の寛容さを称えた。こうして、安倍総理のオバマ大統領との関係は、すばらしいセレモニーで幕を閉じたが、日本政府は新しい大統領にどのようにアプローチするのだろうか。
就任初日にTPP離脱を宣言すると公約しているトランプ新大統領はある意味、国際社会で安倍総理の後輩である。その新米首脳に安倍総理は、国際社会での立ち居振る舞いをどう説くのだろうか。年の瀬に、来年のことを語っても鬼は笑わず、真顔で日本外交の力量を推しはかるのが、米国の新大統領へのアプローチの仕方であることは間違いない。

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