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May 15, 2017

写真日乗2017/04/25〜マラソンランナーはメッシに学べ〜

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撮影:2017/04/25 於:東京・有楽町
Leica Q Summilux 28mm f1.7 ASPH.

バルセロナのメッシがレアル・マドリードとの首位攻防戦で、後半終了間際に劇的な決勝点を挙げ、バルセロナでの公式戦通算得点を500の大台に乗せた。

この500得点という数字には、「驚き」という言葉以外に思い当たらないが、メッシはまだ29歳、577試合目での達成は、同じく500得点を達成しているロナウドの31歳、689試合と比べても、驚異的だと思う。
厳しいマークをくぐり抜けながら得点しているすごさは、様々なアスリートからも注目されており、私が日ごろ読んでいる『トップアスリートに伝授した怪我をしない体と心の使いかた』(小田伸午、小山田良治、元屋敷俊介の共著)でも、事例として出てくる。
その第2章の「膝の抜き方」は、まさにメッシが目前に迫る敵をかわし抜き去るときに使う膝の使い方である。身体のどこかに力が入っていると、動きが予見できるが、メッシの場合、重心を落とす。それが古武道などでいわれる膝抜きにあたるのだ。膝抜きの双方では、地面からの反力を活用して加速するのだが、その際、後ろにある足をさらに後ろに滑らせるようなかたちで重心を低く保ったまま走る。これによって前に出ている足の地面からの反力が大きくなり、すっと前に出ることができる。腰をひねり、その反発で走る必要がないので、脚が動く前に身体が動かず、予見しにくいのだ。
私も10年前から研究をしているが、その間の大怪我(左膝前十字靱帯断裂)と再建術で再び、挑戦し始めている。サッカーのように瞬間のスピードの必要のないマラソンでも、すっとペースを上げるときの始動に使える。
通常、スピードアップするときは、どこかに力を入れるものだが、膝抜きの場合、前方に着地したそのすぐ後にすっと力を抜き、後ろに滑らせていく感じである。大腿筋などに力を入れて、脚を蹴るのではなく、前に出した足を反力を使って後ろに滑らせていく。これをそれまでより少し早めのピッチにして行うと、ペースアップは容易であり、力も要らない。ある程度スピードが出てきたら、そのスピード感覚でいつもの走り方に戻しつつペース維持をしていくのである。
言葉にするのは容易いが、これを意識してやるには、日頃のトレーニングのなかで繰り返し試してみることだ。疲れているときにやってみると、その難しさに気づくが、レースの中盤にペースアップが必要な局面で何度かそういう動きをしているうちに身につくものだと思っている。

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