カテゴリー「Elmar 5cm f3.5 L」の記事

September 30, 2015

写真日乗2015/09/27~夢~

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撮影:2015/09/27 於:東急・自由が丘駅
Leica M Monochrome Elmar 5cm f3.5

「私は夢が大嫌いです」と、小学校の作文に書いた希という少女の成長物語、朝の連続ドラマ「まれ」が昨日で終わった。リハビリで出勤時間が遅くなったために、朝7時半からのBSで初回から見始め、何度か録画したものを見た日はあったが、ほぼすべてリアルタイムで見ていた。ドラマをこれほどしっかり見たのは、いつ以来のことであろうか。作者は篠崎絵里子、橋田賞の受賞者で、NHKでは角田光代の小説「紙の月」のドラマ化において脚本を書いている。彼女が作者だということも、このドラマを見続けた理由かもしれない。
ドラマでは、夢を追い続けては失敗し、家族に迷惑をかける父親の元で育った主人公・希が、「夢は嫌い」という作文を小学校で書き、「地道にこつこつ」と高校卒業後、地元の輪島市役所に勤務する。しかし、ケーキ作りが好きで、いつしかパティシエになりたいという「夢」を捨てきれず、市役所を辞め、パティシエに向かって、困難を乗り越えながら成長していく。
最近、近所の子供たちに、「君の夢は何?」と聞いたところ、あまり明確な答えは返ってこなかった。正確に言えば、職業につながる「夢」は語られない。せいぜい、「中学は、陶芸部のある学校にいきたい」といった程度で、趣味の世界を「夢」として描いている。
そういえば、私にも「夢」などなかった。正確に言えば、あったのだろうが、「できたらいいな」程度の「意識」であった。小学校時代から写真を撮り、高校に上がる頃には雑誌に出し、人に見せられる作品に仕上げる技術は磨いていたが、それを生業にしようなどとは思わなかった。
大学では気象学を選んで、気象庁に入ろうという「計画」はあったが、それは「夢」ではなく、結局のところ紆余曲折があって変更。大学は、人文科学と社会科学系の学部を受験し、社会科学系の学部を選んで入学、いまの職業への道が開けた。ある時期からは、与えられた条件下で、可能なものを選んでいただけである。
いまでも「夢」を追い求めている人はいると思うが、それは職業レベルのものでないことの方が多いような気がする。「終の棲家を海辺で」などというものは「夢」ではなく、やりたければさっさとやれば良いことなのである。やはり「夢」というならば、困難の先に見えてくる高みの世界でなくてはならないだろう。それが見えないなかで見るものが、本当の「夢」なのだと、ドラマ「まれ」を見続けて確信した。

 

September 28, 2015

写真日乗2015/09/21~秋のLSD開始~

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撮影:2015/09/21 於:横浜市・鶴見
Leica M Monochrom Elmar 5cm f3.5 L

一昨日から始まったシルバーウィーク、先月、夏休みがあったばかりなので、誰も遠出はしないのかなと思っていたら、高速も新幹線も混雑しているという。お金のある人、カレンダー通りに休める人は違うなあと思いつつ、ご近所のお宅では、概ね遠出はしていないと感じた。私は、ランニングの合間に、最終盤となった庭のゴーヤの収穫して各家庭に分けて回ったが、みな自宅にいた。
テレビの画像を見ていると、出かけているのは小さな子どもを持つ若いカップルということが多い。夏休みの暑い中での移動を避けて、この機会に田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに孫の顔を見せるという雰囲気の旅である。
この5連休、いよいよ秋のレースに向けた走り込みである。しかし、一昨日、昨日とかなり気温が上がり、しかも湿度も高かった。今日も陽射しはあり気温は上昇していたが、北風がそよそよ吹いていて、何とかなりそうだった。
そこで8月末以来となる30キロ走を行った。膝の状態もまあまあで、脚に肉刺もできず走りきれた。10月10日の荒川30kまでにあと二回は30キロ走を走りたいところだが、膝の状態をみながら慎重にやっていくつもりである。

April 07, 2013

写真日乗2013/04/07〜ミューザ川崎が戻ってきた〜

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撮影:2013/04/07 ミューザ川崎
Leica M Monochrome Elmar 5cm f3.5 L

今日は、待ちに待った日である。私の住む街の隣町にあるこのホールは、おそらく日本で「最も響きの良いコンサートホールだ」と思う。否、正確な表現をするならば、「最も響きの良いコンサートホールだった」といえよう。
あの日までは、確実にどんどん音は良くなっていた。それが2年前の3月11日、天井の落下など大きな被害が出て、大改修となってしまった。せっかく内装材が乾燥して、良くなっていた音が、元の木阿弥である。再び湿気を含んだ部材、資材を入れて改修工事を行った。ゆえに、大震災前に私が心酔していた音は、もう聞こえてこない。それは仕方ないことだが、少なくとも、ミューザ川崎に再び命が吹き込まれた。これから10年以上かけて、大震災前の音に近づいていくのだろうと思う。
今日はお披露目の特別コンサートで、ブルックナーの未完の交響曲第九番に、テデウムが続けて演奏された。細かなミスがなかったかといえばそうではなかったが、未完の交響曲と祈りのテデウムの連続演奏は、ミューザ川崎にとって悪くはない、と思った。

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