カテゴリー「GXR + GXR MOUNT A12」の記事

February 14, 2013

写真日乗2013/02/13〜北朝鮮と中国の関係〜

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撮影:2013/02/13 東京大手町
GXR + GXR MOUNT A12  Carl Zeiss C-Biogon 25mm f2.8 ZM

昨日の昼、北朝鮮は3度目となる地下核実験に実施した。金正恩体制になってから、ミサイル打ち上げ実験に続く、軍事力の誇示である。米国を交渉の場に引きずり出すための、いわゆる瀬戸際外交の一環であるが、この実験でさらなる技術の向上が確認されれば、北朝鮮は実際にミサイルに核弾頭を積む発射の準備をすることになり、米朝関係はますます険悪化する。
今回中国は、再三にわたり、核実験の中止を北朝鮮に働きかけたというが、それも実らず、中国国内には、北朝鮮非難の世論が高まっているようだ。しかし北朝鮮の体制が、米国がイラクやアフガニスタンで見せたような軍事行動によって倒れることを、もちろん中国は望んでいない。中国は、北朝鮮と外交関係のある数少ない国として、ともかく「静かにしていてほしい」と願うのみか。
南北統一の国家が北朝鮮の崩壊によって実現すれば、中国は、米国と同盟関係のある韓国と国境を接する関係となる。先日の米韓合同軍事演習がメディアに公開されたが、米中の緩衝国としての北朝鮮の価値を東アジアの安全保障いう視点でみると、どのように評価できるのであろうか。

February 01, 2013

写真日乗2013/01/31〜世界初演の価値〜

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撮影:2013/01/31 東京・上野駅
GXR + GXR MOUNT A12 
Voigtländer SUPER WIDE HELIAR 15mm f4.5

この写真を見れば、わかる人はわかることなのだが、この日、この地で、「世界初演」に立ちあってきた。「世界初演」に立ち会うことににこだわりを持つ人がおり、その熱い気持ちを理解できないわけではないが、その場にどのような者が立ちあったとしても、実際、歴史は変わらない。
西洋のオペラでも、日本の歌舞伎でも、初演、大人気を博して、その後も繰り返し上演される演目はもちろんあるが、何度かで打ち切られ、その後、全く上演されない運命のものの方がはるかに多い。芸術、芸能の世界の残酷さは、見る者、聴く者のレベル、感性で、その後の処遇が決まるというところだろうか。
オペラも歌舞伎も所詮、大衆を対象としたものである。いくら専門家や評論家、その筋の通が褒めちぎったところで、大衆の支持が得られなければ、繰り返し上演され、木戸銭をいただけるようにはならない。大作曲家の大作の場合は取り巻きも多く、そのサークルに加わっていない者が下手に発言すれば、袋叩きにされかねない。ゆえに言論は、自主規制のかたちで統制される。いま私にも利害はあるので、その統制の管理下にあると言えるのかもしれない。
そういえば、ある歌人が他者の著作の解説に、村上春樹について否定的なニュアンスの文章を書いたところ、編集者の方針で掲載が取り消されるということがあった。また、中島みゆきを取材しているフリーランサーが、インタビューに行く先々で、「みゆきさんのことを探らない方が良い。仕事を失うよ」と忠告された。そうした話を聞くに及んで、言葉が出なくなるものは決して少なくないのだろう。

January 27, 2013

写真日乗2013/01/25〜神田界隈〜

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撮影:2013/01/25  東京・神田駅前
GXR + GXR MOUNT A12  Carl Zeiss C-Biogon 21mm f4.5 ZM

このところ、通勤には、行きが東京駅、帰りが神田駅を使うことが多い。横浜から、東京へのJRの定期券は、御茶ノ水まで買っているので、秋葉原や御茶ノ水まで歩くこともままある。いつもと違う道には、おもしろいものが溢れているが、毎日、使っている神田駅の場合、写真を撮るということになれば、狙い目がいくつかあって、それを中心に見ていく。撮れるときもあれば、撮れないときもある。それがストリートスナップである。
もう私も55歳、何年も撮り続けることのできない町なので、すこしまじめに撮ってみようかと思っている。やはりモノクロが良さそうな駅である。

January 21, 2013

写真日乗2013/01/18〜連鎖型再開発には参加せず〜

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撮影:2013/01/18  東京大手町
GXR + GXR MOUNT A12   Carl Zeiss C-Biogon 21mm f4.5 ZM

連鎖型再開発事業をご存知だろうか。普通、自社保有の土地に建てられている本社ビルが古くなれば、その場で建て替える。竣工するまで、一度別の場所に引越し、そこで事業を継続して、竣工した後に再び引越す。その間の労力やコストは馬鹿にならない。そこで編み出されたのが、連鎖型再開発という手法である。これが現在、東京大手町で進行中なのである。
保有している土地や建物は売却することになるが、新しく再開発で生まれたビルに引越し、そこで床を保有する権利を得て円滑に事業を継続できる。 街全体としては、近隣の空いている土地へ建替えを希望する地権者の土地を集約換地し建替え事業を実施し、次に建替えて空いた地権者の土地へ建替えを希望する地権者の土地を集約換地し建替えるという再開発の連鎖をつくりあげ、比較的短期間に街区の整理、高度化ができるというメリットがある。
ドライに考える経営者なら、とても合理的であるが、例えばここ大手町でも産経新聞やこの写真の読売新聞本社ビルは、その連鎖型再開発には参加せず、独自に建て替えを行った。そして、両新聞社本社はまさに隣同士の関係である。
読売本社の建て替えも来年の竣工に向けて急ピッチに工事が進められているが、産経と読売の建て替えは同じメディア同士の意地の張り合いのようにも感じられる。少しでも隣より立派で高層のビルを建てたいがための意地の張り合いか。

January 18, 2013

写真日乗2013/01/17〜まだまだ雪の残る街〜

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撮影:2013/01/17 東京・大手町
GXR + GXR MOUNT A12 Carl Zeiss C-Biogon 21mm f4.5 ZM

融けては凍り、また融けて凍る日々。まだわが街には、雪がかなり残っている。その中の通勤はまるで、冷凍庫。この道をしばらく行き、大通りを右に渡って、ビルの谷間を往くのがいつもの通勤路であるが、ときどきこの交差点で右に渡ることがある。
工事中のビルの横を往くと、もう仕事に励んでいる人々を見上げることになる。みな技能をもち、それを生業にしている。そうやって生きている人々は、やはり輝いて見える。
同じ通勤の道でも、地下道を往くと、ホームレスが独特の異臭を振りまきながら、ぐるぐると歩き回っている。私はそれが嫌で嫌でたまらない。人一倍、鼻が効くので、たまらないということもあるが、その姿は、再開発の現場で働く人々とは、同じ人間とはとうてい思えない、というのが偽らざる気持ちである。
厳しいようだが、「働かざる者、喰うべからず、生きるべからず」である。

January 16, 2013

写真日乗2013/01/16〜夜明けは来ない〜

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撮影:2013/01/16   東京・日比谷
GXR + GXR MOUNT A12 
 Voigtländer SUPER WIDE HELIAR 15mm f4.5

週1回くらいの頻度で、朝食会がある。東京都心に午前7時過ぎに着くように自宅を出る。まだ自宅を出るときはもちろん、都心に着いても夜明け前である。
月曜日の雪が残り、まるで冷凍庫のような都心であるが、もう人々は動き出している。私のように週一度ではなく、毎日のようにこのくらい時間から働き始めている人は数多くいる。働かなければ生きてはいけないし、この時代、仕事は選べない。誰もがゆっくり暖かい布団のなかで寝ていたいところだろう。
そういえば、わが町に老人が多いが、朝から精を出して掃除をしたり、ゴミ出しをしている老人を見かけない。雨戸は固く閉じられている。年金暮らしの老人が惰眠を貪るなかで、現役世代が必死に働き、社会保障の財源を国庫に納める。これでは日本の夜明けは、いつまでたっても訪れない。

January 13, 2013

写真日乗2013/01/13〜黙阿弥の語りを楽しむ〜

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撮影:2013/01/13 東京・国立劇場
GXR + GXR MOUNT A12  Carl Zeiss C-Biogon 21mm f4.5 ZM

歌舞伎通いも2年になる今日この頃、国立劇場での通し狂言が一番の楽しみになってきた。もうすぐ、新歌舞伎座のこけら落としを迎え、4月からの3か月間の演目が発表されたが、有名な演目ばかり。
この2年ほど、夢中になって劇場に足を運び、またCATVの衛星劇場を見続け、それでも見られないものはDVDを購入してみてきたが、上演される演目は実に限られていることがわかってきた。新作もみたいものだが、やはり埋もれている傑作を何とかこの時代に復活させてほしい。それを叶えてくれているのが、国立劇場の企画なのであろう。
今日は、河竹黙阿弥の「櫓太鼓鳴音吉原」(やぐらだいこおともよしわら)をもとに再構成された「夢市男伊達競」(ゆめのいちおとこだてくらべ)である。猫と鼠の大立廻りで、初演から評判をとった演目、5世菊五郎が猫を演じたというから、当然、この狂言を復活させるには音羽屋、すなわち菊五郎劇団がうってつけMというわけだ。
猫を演じたのは菊之助だったが、鼠を演じた松緑ともども、若手の成長を確認できた舞台だった。主役の一郎兵衛役の菊五郎も、三役をこなした時蔵も、そして左團次、亀蔵も好演、立派な平成の狂言となった。
因みに、国立劇場で復活狂言を観るときには、台本を購入して、横目で見ながら舞台を観るようにしている。黙阿弥の場合は特に、その語りが文字と肉声を通じて、現代人には届くような気がするのである。

January 11, 2013

写真日乗2013/01/11〜仕事の進め方〜

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撮影:2013/01/11  東京・大手町
GXR + GXR MOUNT A12 Carl Zeiss C-Biogon 21mm f4.5 ZM

寒い一日だった。陽差しは十分あったし、風も弱かったが、ともかく寒かった。
午前中、ある政府関係の表彰の選考会に出た。私にとって3年目の選考会だったが、昨年、一昨年に比べてレベルが低かった。昨年まで、入賞を果たせなかったところが応募できるのにしなかったということもあった。毎年、実施されている賞だと、そういうことが起きる。「入賞まであと一歩、というところには審査委員のコメントを付して助言するようにしたら、改善につながり、翌年、入賞できるのではないか」という意見が出た。日々、追われるように活動をしているなかで、省察ができないまま1年が経ってしまう。誰かがほんの少し助言することで、ずいぶんと良くなるだろうということは、自らの仕事を考えても、あり得ることだろう。何事も満足してしまったら、もちろん進歩はないのだが、日々追われていると、満足すら感じられなくなる。ひとつの到達点に達することで小さな満足を積み重ねながら、他者の助言で改善していくというのが、仕事のひとつの進め方だろうと思う。

December 30, 2012

写真日乗2012/12/27〜安倍第二次内閣2日目〜

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撮影:2012/12/27  東京・四谷
GXR + GXR MOUNT A12 
 Voigtländer SUPER WIDE HELIAR 15mm f4.5

昨日、首班に指名され、組閣を行った安倍第二次内閣、今日の最初の仕事は、拉致問題への対応だった。午前中、古屋拉致担当相が官邸に入って45分ほど打合せをしてることから、それはわかる。そして午後は、外務省の河相事務事案以下、幹部が大挙して入っている。当然、日中、日韓関係への対応を協議したのだろう。
こうしたことは、新聞紙上が日々報じる首相動静で明らかになっている。いま政治がどの政策分野を優先しているかがわかるわけだが、就任直後の会見で経済再生を強く訴えたのとは異なり、民主党政権が何もできなかった拉致問題と、こじらせてしまった隣国との関係を優先したのは、内閣として正しいスタートだといえる。
国は、経済がすべてではない。経済はむしろ民間に任せるべきで、政府が介入して経済が栄えた国はない。企業が自由に事業活動ができれば、雇用も増えて賃金も上がる。財政支出はそれほど増やさなくても、安倍総理のいうインフレ2%は実現できる。
それには規制改革が必要だが、霞ヶ関の長年、その分野で業界を指導してきた原局のノンキャリアが抵抗する。それをキャリアは見て見ぬ振りをする。それによってキャリアだけが偉くなれる仕組みができあがっているわけだ。いくら大臣が幹部職員に檄を飛ばしたところで促進されるものではないというのが規制改革なのである。

December 27, 2012

写真日乗2012/12/26〜東京の街の楽しみ方〜

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撮影:2012/12/26 東京駅丸ノ内北口
GXR + GXR MOUNT A12  
Voigtländer SUPER WIDE HELIAR 15mm f4.5


都心に地方からの観光客が増え始めるこの時期、道を聞かれることが多くなった。毎日、車で通勤している愚息の話でも、首都高い地方ナンバーが溢れているという。首都高は、表示がしっかりしているので、カーナビを使いながら進めば、だいたい目的地周辺までは連れて行ってくれる。ゆえに、首都高は年末、とても混むのだ。
しかし下道といえば、通行量は徐々に減っていく。すこし都心の位置関係がわかれば、下道で使った方が効率的に動ける。
今日の東京は、この冬一番の冷え込みだったが、下道を走らせて、ときどき広い道の左側に車を止め、東京の街を眺めるてみる面白いと思う。なにも、目的地までダイレクトに行くことはない。下道を使って、しばし師走の都心を眺めてみてほしい。

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