Posts categorized "Minolta Autocord 75mm f3.5"

August 31, 2015

写真日乗2015/08/26~終焉の時~

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撮影:1975/02  於:石北本線・常紋峠
Minolta Autocord Rokkor 75mm f3.5 Tri-X 400

物置になってしまっていたエプソンのGT-X970を久しぶりに動かしてみた。電源は入っていたが、なかなかMacが認識をしなかったが、何度かオンオフを繰り返し、ようやくアプリケーションも起動した。入り込んでしまった埃を取るのも大変だった。
この写真は、1975年2月のもの。もう常紋峠の補機はDE10に置き換わっていて、本務機主体の画にしないといけなかったのだが、この列車は荷が重かったのか、本務機の力行は凄まじく、補機を隠してしまった。まさに国鉄蒸気の時代を象徴する画がものにできて、レリーズした瞬間、撮れたと確信した。
当時私は、高校二年生、大学受験を翌年控えていたのだが、国鉄蒸気の全廃が翌年春に決まっており、最後の撮影行を、通っていた中高一貫私立の中学と高校受験の休みをつないで、その間を休み、2週間ほどの旅程にした。
大半、平日撮影をしているわけで、どこに行っても人はおらず、寂しかったが、集中した撮影ができた。やっと撮れたという実感を持って、帰りの青函連絡船に乗った。東京に着いた日に学校に行くつもりだったので、数度に及んだ北海道撮影行ではじめて、特急ゆうづるのB寝台の指定権を握りしめ乗り込んだ。
これで大仕事は終わり、という感慨を17歳の冬に味わった。そのことは、その後の人生に役に立ったと思う。どのような仕事でも、終焉の時が来る。
芸術家は、マイルストーンになる仕事をひとつ終えると、全く異なる方向のトライアルをはじめるようだが、当時の私は被写体を失い、カメラを持ちだすことなく過ごしていたことをいまでも鮮明に覚えている。

November 24, 2014

写真日乗2014/11/20〜日本でも効く風邪薬が〜

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撮影:2014/11/15 横浜・子安運河
Minolta AUTOCORD Rokkor 75mm f3.5

何年かぶりに風邪をひいた。病院に通ったり、ジムで手術前リハビリに勤しんだりして、普段より風邪の菌が多いところに出入りしていたためだろう。
とりあえず、薬局で売薬を求め飲んだが、これが効くのである。何年かぶりの風邪で、その間、行われた薬事法改正により、医師の処方により薬剤師が調剤するレベルのものが普通に売られるようになったのか。
かつてアメリカで生活をした経験のある者に聞くと、「アメリカの売薬は、日本の当時のものに比べるとよく効いた」という。アメリカは周知の通り、国民皆保険ではないので、容易に病院に行って診察を受け、薬を処方してもらうわけにはいかない。風邪は病気ではないという考え方が一般的なのであるが、風邪の不快な症状を緩和させる薬はやはり必要である。そこで用意されたのが、安くて効果のある売薬なのだ。
いまや日本も、アメリカ並みの効く薬が手に入るようになったということを実感した、久しぶりの風邪体験だった。

November 22, 2014

写真日乗2014/11/18〜だから、写真は面白い〜

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撮影:2014/11/15 横浜・子安運河
Minolta AUTOCORD Rokkor 75mm f3.5

先日、久しぶりに出かけて撮影した子安運河のネガの現像が上がってきた。もう自宅には暗室はなく、改めて整備するつもりもないのだが、こうやってときどきネガフィルムを使いたくなる。ISO400のKodak T-MAX を使い、晴れたらセンパチ(f8.0、1/1000)から、日陰、日なた、被写体の明暗などを考えて、露光量を間引いていく。
今回持ちだしたミノルタ・オートコードは、ほぼ私と同年齢のものだが、入手したのは高校二年生の夏だ。北海道の消えゆく蒸気機関車を追い求めるために、いまはなき新橋の中古カメラ店で購入した。レンズシャッターの安定性は、極寒の地でも揺らぐことはなかった。「もちろん、いまでも完璧だ」といいたいところだが、低速のシャッターは全く当てにならない。低速で撮るならば、三脚使用、レリーズを付けて、バルブ撮影。目分量ならぬ指分量でシャッターを開けてやれば良い。
高速は1/500まで切れるのだが、これもちょっと怪しいかもしれないので、私は専ら1/250で切ることにして、絞りを変えることで対応している。
この写真は、f5.6、1/250でほぼ適正になっている。露光量を考えながら撮ることを日頃しないデジタル撮影では、専ら絞り値をいくつにするか、ISOを上げるか下げるかを考えるのだから、同じ写真といっても全く別物だということができる。
だから、写真は面白いといえるのである。

March 17, 2013

写真日乗2013/03/16〜昭和という時代〜

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撮影:1976年12月暮れ 函館本線のとある駅
Minolta Autocord 75mm f3.5
フジクロームからスキャン、モノクロ化

午前中の練習で足を痛めてしまう。東京マラソンでは左足に変調があり、通っている治療院出も「左を中心に」と指示して鍼治療やマッサージを受けてきたのだが、今回は右足のハムストリングである。肉離れではないようだが、治療は必要だ。しかし、明日もう一度、走ってみてから治療院に行くことにした。
いわゆる痙攣に近い状態で、まずはストレッチでしっかり脚を伸ばし、痛み止めのボンタレンを張ってテーピングをする。それでほぼ歩くには支障のないところまで回復してきた。近所の子供たちを30分ほど撮って気分的にもリラックスし、その後、むかしのポジなどを整理していたら、このような写真が出てきた。北海道から蒸気機関車が消え、目標を下げて大学に現役入学し、その年の暮れに行った際の写真である。
気合いの入らなかった旅だった。思い出もなく、記憶からほとんど消えるところだったが、ブローニーでこのようなスナップが何枚か残っていた。まさに、昭和という時代である。
第一次オイルショックの直後、その後、第二次ショックがあり、日本企業がそれを乗り切ることで、Japan as No.1 と世界からもてはやされ、バブル経済のなかで昭和が終わるのである。

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