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September 21, 2005

新型ロードスター試乗

先日、10年来お世話になっている店の営業スタッフS氏に急遽電話し、新型ロードスター(ROADSTER 6AT)を乗せてもらった。祝日の午後、他のお客さんもいる中で、短時間であったが特別に試乗させてもらった。

マツダ車とは、ランティス・クーペ2000、RX-8と10年ものつきあいになったが、前回の乗り換え時は、RX-8一本だったので、アテンザもアクセラも乗っていない。今回は、かなり前から新型ロードスターに興味を持っていたので、いつか試乗したいと思っていた。

8で販売店に乗り付け、ちょっとした段差をクリアしようとしたら、腹の部分をすってしまった。bilsteinの足を入れて車高が下がったためか、ちょくちょくこのようなことがおこる。AUTO EXEのメンバーブレースセットを入れているため、その部分に当たっているようだ。エグゾーストマニフォールドあたりに当たっているとすれば問題だが、そうではないみたいだ。

ということで、まず展示車(VZ)でエクステリア、インテリア、エンジンルーム、トランクなどをチェックする。だいぶ大きくなったという感じはするが、許容範囲だ。この手の車は大きくしてはだめだが、安全性を高めるには、多少のサイズアップは仕方ない。トレッドの拡大は、直進安定性などに効いてくるはずで、あながち大型化が改悪とはいえない。
初代のロードスターを半日乗ったことがあるが、高速道での運転でずいぶん気を遣った覚えがある。腰が痛くなったり、肩が張ったり、慣れていなかったせいもあるが、結構つらかった。

エンジンは2000cc、オートマチック車166PS/rpm、マニュアル車170PS/rpm、トルクは両者19.3kg-m/rpm。かなり小型のエンジンだ。旧型に比べ、エンジンの位置を車体の中央に寄せている。どうやらガソリンタンクも中央に寄せているようだ。結果、ホイールベースの間に重量物が集中するようになっており、回頭性を高めるようにしている。8でも同じ手法がとられたが、自分のおしりあたりを中心に曲がっていく感じをねらってのことだろう。

ドアを閉めたときの音が、剛性感の高さを証明している。ガチャン、というような感じの音は一切しない。ピラーと座席後部のシートバックバーガーニッシュで、車が転倒した祭の安全性を確保しているという。危ないと思ったら、思い切ってドアの側に寄りかかり沈むようににすればよいとのこと。

トランクはゴルフバックが一つに、多少大きめの旅行鞄が入る程度、ゴルフバックを入れる場合、ドライバーはバックから抜いて別途入れる。左の端にドライバーのヘッドが入るスペースがあって、そこに入れてトランク幅ぎりぎりだ。しかし、深さがあるので、これでもずいぶん実用性はあると思う。私の場合は、釣り道具が一式入るかが問題だが、今回はそれらを持参してきていなかったので計りようがなかった。いわゆるトランクスルーはなく、スペアタイヤもついていない(パンク修理セットで対応)。

タイヤは、205/50R16インチを履いていたが、印象的にはかなりがっちりとした外観だ。RSは17インチだそうだ。まだローダウンの余地はある。もう少し小振りのタイヤでバランスをとる方法も考えただろうが、見た目のバランスはよい。

着座した感じは、かなり広く感じた。もちろん8に比べると狭いが、オープントップ時の開放感はさすがだ。ソフトトップで覆っても、握り拳をタテにしても余るほどの頭上高がある。因みにソフトトップの開閉は手動、手動でも楽にできる。電動にすればモーターなどの組み込みが必要で、重量アップにつながるであろうから、これは正しい選択だ。

展示車はVZなので、皮シートにクロスのソフトトップ(茶)、センスはとても良い。しかし、ベース車のROADSTERに比べずいぶん価格が高くなってしまう。
純正以外のカーナビを付ける場合には、オーディオレスを選択する。これは社外オーディオ、カーナビが組み込みにくい8での不満点を考慮してのことだろう。これならば、オーディオ、カーナビの選択肢がぐっと広がる。

その後、試乗。時間がなかったので、20分ほどの短いコースに出る。祝日であまり車のいない状態だったので、この車の軽快感を十分味わうことができた。6ATはもちろん、オートマチックでも手動でも変速ができる。両方試したが、ともにフィーリングは良かった。手動でシフトダウンを行うと、しっかりとしたエンジンブレーキがかかる。これはよい。一方、ブレーキは、車体が水平のまま減速するという点が特徴だ。サーキット・ランでは物足りないだろうが、街中では使い勝手の良いものだと思う。直進安定性はまあまあというところ。
エンジン音は、普段8に乗っているので、やはり重く感じる。しかし、それとは対照的に吹け上がりは良く、車格にあったエンジンだと思う。

肝心の回頭性だが、ステアリングを切るとすっと曲がっていく。ロールも少なめで、ボディも十分ついてくる。小気味よさは旧モデルの方が上だろうが、安心感という点では遙かにこちらの方が上。女性でも扱いやすい。おもしろみがないといえばないが、このくらいのフィーリングをベースにして、それぞれの好みでアフターパーツを組み込み、鍛えていくのが良いと思う。

風の巻き込みは、ドライバー席と助手席の間にあるメッシュの板状のものがうまく整流しており、まったく不快に感じさせない。最高気温が30度を超える日だったが、冷房をonにしなくても、暑苦しさはない(もちろん強力な冷房、暖房の機能はある)。

試乗10分ほどで、この車のフィーリングは理解できたし、感覚もつかめた。誰でも乗れる車だと実感した。そうした特徴がこれまでのファンに受けるかどうか、判断が難しいが、こうした車を手に入れ、気楽に楽しむことができれば週末が待ち遠しくなろう。

我が家の場合、年に何度か、家族3~4人で釣りに行ったり墓参りをしたりするので、この車をメインにすることはまだできないが、数年後、息子達が完全に独立すれば、有力な候補になるかもしれない。

8で帰りながら、この車もずいぶんどっしりした乗り味であることを改めて思い知った。

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Tracked on September 21, 2005 at 05:50 PM

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