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June 26, 2008

秋田十文字からの贈り物

10年来お付き合いをしている、秋田県十文字の農業経営者K氏から、サクランボが送られてきた。毎年、2,3度にわけて、送ってくださるのだが、今年はとくに涙が出るくらい美味しい。


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血糖値の高いことが3月の人間ドックで判明し、4月以降、糖質・炭水化物制限食を続けている。3月のドックのときには、血糖値が230mg/dL、 HbA1cが11.2%だったので、これはもう立派な糖尿病である。高血圧も腎機能・肝機能の低下も起きておらず、その意味で危機的な状態ではないが、何とか下げなければと言うことで、4月はじめから食事療法をはじめた。

それがつらいのである。パン、ご飯などの主食は日に一回、それも100gほどに抑え、おかず類、副菜などは、いわゆるGI値の低いものを選んでたべる。

野菜や乳製品、鶏肉、魚などがメインになるが、果物は食べても良いが要注意である。昔ならぺろっと1個たべていたリンゴなどは、せいぜい半分にとどめている。その成果か、食事療法開始2ヶ月で、血糖値は約100下がり、尿糖も出なくなった。

K氏から送られてくるサクランボは私の大好物で、食べられるかと不安だったが、バナナやすいか、ぶどうなどに比べればGI値が低い。それでもぱくぱく食べることはできないが、一粒ずつ味わって食べると、ことさら美味しいのである。

いま農家は苦しい。米価は下がり、果物などもどんどんやすく美味しいものが海外から輸入される。先日食べた台湾産のマンゴーは900円、結構いけるのである。

そんななかでK氏は、サクランボの生産を増やしている。何年か前に聞いたときは、サクランボの木が植わっている距離をすべて足すと3kmにも及ぶと言っていた。

サクランボはもちろんカロリーが少ない。いくら生産量が増えても、日本の自給率を大きく向上させることはない。しかし農家経営の安定化には、それなりの貢献はする。自給率より農家経営の安定化が、結果的には農村の活性化につながり、食料生産基盤を維持させる。

バイオ燃料用の農作物であっても、農村にそれらを生産する人々が残れば良しとするくらいのおおらかな国の基本方針がなければ、進行する農業生産基盤の崩壊は止められず、自給率の向上もなし得ないだろう。

農業経営者には、もともと国民の食生活を支えている気概をもっているはずだ。農業家家者の懐をまず暖かくし、余裕を持って自給率向上につながる作物の生産に注力してもらえば良いのではないか。

私の血糖値とは関係ない結論になってしまったが、K氏のつくったサクランボを食べながら、そのようなことを考えた次第、それにしてもこのサクランボはおいしい。

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